
ユーグレナはここ数年で注目される成分ですが、少し前まではクロレラという成分が緑色の栄養素として注目されていました。
では、ユーグレナとクロレラは何が違うのか?について調べてみました。
ユーグレナとクロレラの一番異なる点
ユーグレナとクロレラの違いで一番大きな違いは分類です。
この分類とは、クロレラは完全な植物、藻ですが、ユーグレナは藻の仲間と言われています。
そのため、クロレラは植物と分類できるようですが、ユーグレナは少し特殊な構造をしています。
また、クロレラは植物のため細胞壁という壁で細胞が覆われています。
ですので、クロレラのメーカーは吸収しやすいように細胞壁をなくす努力などをしています。
しかし、ユーグレナはこの細胞壁が薄いため、特別な加工をせずとも吸収が良いといわれています。
- クロレラは植物
- ユーグレナは植物と動物の特徴をもつ藻
ユーグレナの特殊な構造
ユーグレナは藻の仲間と言われる由縁は、植物の部分と動物の部分があるためです。
そのため、ユーグレナはクロレラとは違い生物のため動くことができます。
また、ユーグレナの魅力として植物の栄養素と動物の栄養素のどちらも含有している点です。
そのため、偏りがちな食事をしている方には、ユーグレナがおすすめというわけです。
さらに、ユーグレナには特有成分のパラミロンが含まれており、日々研究され続けています。
- ユーグレナには植物の栄養素と動物の栄養素をあわせもつ
- 魚に多く含まれるDHAなども含有している
- ユーグレナ特有のパラミロン
独自成分パラミロン
ユーグレナが注目されている理由に、ユーグレナ特有の成分パラミロンがあります。
このパラミロンはユーグレナ社が研究を重ねており、昨年はインフルエンザのための免疫力アップにつながるという発表もされました。
残念ながらパラミロンはクロレラに含まれていないため、パラミロンの存在も明らかな違いと言えます。
- パラミロンはユーグレナだけの成分
- パラミロンの研究により有効性が解明されつつある成分です。
ユーグレナとクロレラの栄養素の違い
ではユーグレナとクロレラ、どちらを飲んだらいいの?と悩んでしまう方もいると思います。
そこで、メーカーがどのようにそれぞれを販売しているのか?を調べてみました。
アミノ酸豊富なクロレラ
クロレラは59種類の栄養素と紹介されて販売されています。
植物と動物の栄養素のユーグレナ
ユーグレナは植物と動物の栄養素を含有している成分として販売されています。
栄養素の数は59種類ですが、クロレラとの違いは不飽和脂肪酸やパラミロンなどの成分が含まれている点です。
不飽和脂肪酸とは、魚に多く含まれるDHA&EPAなどの成分です。
ユーグレナを簡単に説明すると、動物、植物、魚の栄養素が含まれるパーフェクト食材とも言えます。
- 植物の栄養素を摂取できる!
- 動物の栄養素を摂取できる!
- 魚の栄養素も摂取できる!
- オリジナル成分のパラミロンも魅力!
吸収率ならユーグレナ
最初にも紹介しましたが、クロレラは植物、ユーグレナは植物と動物の要素を持つ生物ですが、植物には細胞壁があります。
そのため植物であるクロレラは細胞壁があるため吸収しにいと言われています。
しかし、ユーグレナは細胞膜が薄いため栄養素の吸収がしやすいといわれています。
ですので、吸収率ならユーグレナの方が有力です。
ちなみに、クロレラでも細胞壁を破壊し吸収しやすく加工しているメーカーもあります。
- クロレラは植物のため細胞壁が吸収の妨げに・・・
- ユーグレナの細胞膜は薄いため吸収率が良い!